【プレミアリーグ】トッテナムvsリヴァプール[20節]

現地時間1/28金曜日20:00キックオフ、トッテナムのホーム「トッテナム・ホットスパースタジアム」で行われた　プレミアリーグ20節トッテナムvsリヴァプールの試合レポートです。

トッテナムはここまで18試合を終え33ポイントで6位、リヴァプールはここまで19試合を終え34ポイントで5位。先日のゲームで首位に立ったマンチェスター・Cは19試合を終え41ポイントを獲得している為、優勝争いに加わるにはどちらも落とせない試合が続きます。

ハイライトより詳しく情報などお伝えいたしますので、合わせてみていただけるとより一層楽しめると思います！

リヴァプールファンの為リヴァプール目線です。
詳しい戦術には触れません。難しいので！そういうのが見たい方にはあまりお勧めしません。ただその分サッカーあまり詳しくない方でも楽しめると思います！！

両チームの情報

両チームにまつわる情報

リヴァプールはトッテナム相手に5連勝中
モウリーニョはクロップ相手に1勝3分３敗となかなか勝てていないが、前年度王者とのホームゲームでは6試合負けなし
木曜キックオフで両者が当たるのは初めて。この試合でリヴァプールが勝つと、トッテナム相手にすべての曜日で勝利したことになる。
両チームは12/16にもプレミアリーグで対戦。その時は2-１でリヴァプールが勝利し、モウリーニョが「強かったチームが負けた」とコメントを残している。（モウリーニョらしいなぁ笑）

トッテナム

リーグ戦4試合負けなし（2勝2分）、公式戦では8試合負けなし（8勝2分）
ケインはここまで11アシストとリーグトップ。そのうち9アシストはソン・フンミンへのもの
ロリスはセーブ率79.7％でバーンリーのポープに次いで2位（前節まではロリスが1位）
左サイドで主力だったレギロンが3週間の離脱中。

リヴァプール

リーグ5試合勝利なし。4試合ゴールなし。シュートは89本打って1点、決定率は1.１％
先日のFAカップではマンチェスター・Uに敗れ敗退。【FAカップ】マンチェスター・Uvsリヴァプール[4回戦]　試合レポート | ゆるねば (yuru-neba.com)
前節バーンリーに敗れたことで68連勝まで続いたアンフィールドでの勝利記録が途絶える。【プレミアリーグ】リヴァプールvsバーンリー[18節] | ゆるねば (yuru-neba.com)
ファビーニョが筋肉系の怪我でメンバーを外れる。（軽い怪我みたいで良かった）
ヘンダーソン、マティプが怪我から復帰。
チアゴをアンカーの位置ではなくインサイドハーフの位置で起用。アンカーの位置にはワイナルドゥムが入る。

メンバー

トッテナム

GK:ロリス（C）
DF:ベン・デイビス、ダイアー、ロドン
MF:ドハティ、エンドンベレ、ホイビュアー、オーリエ
FW:ソン・フンミン、ケイン、ベルフワイン

ベンチ：ハート（GK）、アルデルヴァイデルト、ダビンソン・サンチェス、ウィンクス、
　　　　シソコ、ベイル、ラメラ、ルーカス・モウラ、ヴィニシウス
監督：ジョゼ・モウリーニョ

リヴァプール

GK:アリソン
DF:ロバートソン、ヘンダーソン（C）、マティプ、アーノルド
MF:ミルナー、ワイナルドゥム、チアゴ
FW:マネ、フィルミーノ、サラー

ベンチ：ケレハー（GK）、ナサニエル・フィリップス、ツィミカス、リース・ウィリアムズ、
　　　  カーティス・ジョーンズ、チェンバレン、南野、オリギ、シャキリ
監督：ユルゲン・クロップ

前半

2分（リヴァプール）　アーノルドからのロングフィードをDFの間でマネが落とし、これを拾ったサラーが裏へスルーパス。抜け出したマネがシュートまで行くも枠を外れる。（最近見れなかったアーノルドの大胆なロングフィードいいですねぇ！）

2分（トッテナム）　エンドンベレが運び、ソン・フンミンへ縦パス。落としを受けたケインが裏に抜け出したソン・フンミンへスルーパス。これをソン・フンミンがしっかり決めてトッテナム先制

…かと思われたが最初のソン・フンミンへの縦パスの所でオフサイドの判定（危なかった…オフサイドになったけど、ソン・フンミンのスピード・決定力半端ない）

9分（リヴァプール）　マネがカットインからシュートを打つもDFブロック。

20分（リヴァプール）　フィルミーノがミドルを放つもキーパー正面。

21分（トッテナム）　フィルミーノのシュートを正面で受けたロリスがすぐさま前線のケインへパントキック。ケインの落としを拾ったベルフワインが左サイドの空いたスペースへ走りこんだソン・フンミンへ。そのままシュートまで行くもキーパー正面。（ロリスを含め全員が常にカウンターを狙ってきます。）

23分（リヴァプール）　マネがサラーとのワンツーでDFの背後を狙う。サラーはDFの背後に落とすようなラストパスを選択し、これにマネも合わせるもキーパー正面。（リヴァプールらしい攻撃が出てきました！）

29分（トッテナム）　コーナーキックをアリソンがキャッチし、アーノルドへ渡す。そのままカウンターになりかけたところをベルフワインが阻止しイエローの判定

42分（リヴァプール）　チアゴからフィルミーノ、フィルミーノから裏へ走ったマネへ。シュートまで行くもロリスがセーブ（フィルミーノもらしいプレーが出てきました！）

48分（リヴァプール）　前半アディクションタイム。ヘンダーソンから裏に抜け出したマネへ。マネはこのボールを胸トラップしクロス。これにフィルミーノが合わせる。

リヴァプール先制！！！！！！

リーグ戦5試合ぶりのゴール！！！！

なんと482分ぶり、シュート93本目にしてようやく決まりました！！！！！

（最高！！！ゴールの形もリヴァプールらしい崩しで完璧！！！）

そして前半終了。リーグ戦5試合ぶりのゴールを決めたリヴァプールが先制し0-1で折り返します。

前半シュート数はそれほど多くないものの両チームそれぞれのスタイルでチャンスを演出。あっという間の前半でした。

トッテナムは全線でキープできるケインとスピードのあるソン・フンミンを活かしたカウンター狙い。

シュートまで行けないまでもあわやキーパーと一対一になりそうな場面をいくつか作りました。

対するリヴァプールもこの強烈なカウンターによく対応していたと思います。特に復帰したマティプは、カバーリング・スピード・高さなどでいいパフォーマンスを見せていました。やはり経験ある本職センターバックの力は大きいです。

攻撃でもリヴァプールらしさがよく出ており、アーノルドのロングフィードも精度が高いです。

後半

後半スタートと同時に選手交代。

トッテナム　ケインとオーリエを下げてラメラ、ウィンクス投入。（リヴァプールファンとしては一番こわい選手の一人が抜け少し安心しましたが、トッテナムとしてはかなり痛いでしょう。）

※試合後の会見でモウリーニョはケインの怪我について、両足首を負傷し復帰までどれぐらいかかるか分からないと話しています。

この交代にともない4-2‐3-1にシステムを変更。

最終ラインは左から、ベン・デイビス、ダイアー、ロドン、ドハティ。

中盤は、ホイビュアーとウィンクスをボランチに置き、その前に左から、ベルフワイン、エンドンベレ、ラメラを並べる。

そして最前線にソン・フンミンを置くという布陣。

リヴァプール　マティプを下げ、ナサニエル・フィリップスを投入。（こちらはかなり不安…。先日のFAカップで起用された若手センターバックのリース・ウィリアムズが…。これ以上はやめておきます笑）

※こちらも試合後の会見でクロップが、靭帯損傷と話しており、2/1に閉まる移籍市場で補強を示唆するコメントも残しています。（センターバック不足かなり深刻ですね…。補強できればいいのですが、このコロナ禍でそんなお金があるのか…。）

両チーム交代があり、後半スタート。

45分（リヴァプール）　ペナルティエリア内で受けたサラーがシュートを打つも枠外。

46分（リヴァプール）　マネがカットインからシュートを打つもロリスのセーブに阻まれる。しかしこのこぼれ球をアーノルドがそのままシュートを打ちネット左に突き刺さる。

リヴァプール追加点！！！！！

アーノルドの今季プレミア初ゴール！！！

（これは大きい！！！）

48分（トッテナム）　ベルフワインが左サイドで相手を引き付け中央のホイビュアーへ。これをダイレクトで右足の強烈ミドル。スーパーゴールが決まり１点返す。ホイビュアーはトッテナム加入後公式戦初ゴール。トッテナムはペナルティエリア外からのゴールがこれで7点目。リーズの8点に次ぐ2位（いやー、１点差につめられてこわいけど、すげえ面白い試合！）

49分（リヴァプール）　縦パスが入ったベルフワインにナサニエル・フィリップスが強くいきイエローの判定。

55分（リヴァプール）　カウンター発動。全線でキープしたフィルミーノのボールをチアゴが拾い、左サイドのマネへ。マネはカットインしながら右サイドのサラーへパス。フリーで受けたサラーが左足で打ち抜きゴールへ。

リヴァプール3点目！！！！！

…と思われたがフィルミーノがキープしたところでハンドの疑惑が。

VARが入り、結局ハンドの判定…（得点は取り消されたけど、いい攻撃がだせるようになりましたね）

60分（リヴァプール）　中央で受けたワイナルドゥムがミドルを放つも枠を外れる。

63分（リヴァプール）　左サイドでサラーが粘り、フィルミーノへ。シュートまで行くも枠を外れる。

64分（リヴァプール）　アーノルドのアーリークロスをロドンが処理しきれず、マネの元へ。これを左足で合わせ

今度こそ、、、、、、

リヴァプール3点目！！！！！

（今日アーノルドめちゃくちゃいいですね。キックの精度が低かったここ数試合は何だったのか…まあどちらにせよ大きい大きい追加点！！！）

70分（リヴァプール）　チアゴがミドルを放つも枠を外れる。

77分（リヴァプール）　チアゴに代えてカーティス・ジョーンズ投入。（今回チアゴはアンカーではなくインサイドハーフでの起用でしたが、攻撃で違いを作れていましたし、こっちで使った方がいいかもしれませんね。本当だったらファビーニョをアンカーに置いてとかできるんだけどなぁ…）

80分（トッテナム）　ベルフワインに代えてベイル投入。ラメラが左、ベイルが右に（こわい選手が入ってきたなぁ）

86分（リヴァプール）　フィルミーノに代えてオリギ投入。

そしてお互い決定機を作ることができず、アディクションタイム5分を経て試合終了。

1-3でリヴァプールの勝利！！！

まとめ

リヴァプールは6試合ぶりの勝利となりました！やっと勝てた！！

攻撃面ではリヴァプールらしさが戻ってきましたね！特にこの試合、アーノルドが本当に良かった！！

最近の試合ではキックの精度が低く、昨シーズンよりパフォーマンスが落ちていると批判されているアーノルドですが、このまま調子を取り戻してくれることに期待できそうです。

今後不安要素の一つであるセンターバック問題ですが、この試合マティプに代わり後半から出場したナサニエル・フィリップスのプレーはかなり良かったと思います。

個人的に今後使われることも多くなるのでは？と思っているのですが、ここにきて覚醒とかしちゃってくれないかな～って思っています。

様々な不安要素もありますが、何より勝ち点3とれて、ゴールも3得点！嬉しい限りです。

逆にトッテナムはカウンターがかなり脅威となっていましたが、負傷交代でケインが下がった後はなかなかカウンターでの攻撃ができませんでした。

後半ゴールが決まった場面以外はチャンスらしいチャンスも作れず、ケイン不在はかなり大きな打撃となりそうです。

さて、リヴァプールの次戦ですが2/1ウェストハム戦です。現在リーグ5位につけている相手ですがこの勢いのまま行ってほしいですね！

最後にこの試合のハイライトを貼っておきます！

【トッテナム×リヴァプール｜ハイライト】リヴァプールが6試合ぶり勝利！マネが3ゴールに絡む活躍｜プレミアリーグ第20節 | 2020-21

そして、リヴァプールにちょっとでも興味を持ってくれた方がいたら、こちらも読んでいただけると嬉しいです！

リヴァプールで戦うもう一人の日本人 | ゆるねば (yuru-neba.com)

最後までお付き合いいただきありがとうございました！！！