現地時間3/10水曜日21:00キックオフ ハンガリーの「プシュカーシュ・アレーナ」で行われた、チャンピオンズリーグ ラウンド16・2ndレグ、リヴァプールvsライプツィヒの試合レポートです。
1stレグと同様、2ndレグもハンガリーの「プシュカーシュ・アレーナ」で行われ、リヴァプールのホーム扱いのゲームとなります。
1stレグを0-2で勝利したリヴァプール。しかしその後、リーグ戦では足踏みが続いていますが、2ndレグではどのような戦いを見せてくれるのか！
ハイライトより詳しく情報などお伝えいたしますので、合わせてみていただけるとより一層楽しめると思います！
- リヴァプールファンの為リヴァプール目線です。
- 詳しい戦術には触れません。難しいので！そういうのが見たい方にはあまりお勧めしません。ただその分サッカーをあまり詳しくない方でも楽しめると思います！！
両チームの情報
両チームにまつわる情報
- 1stレグは0-2でアウェイ・リヴァプールが勝利。（1stレグの試合レポート）
- リヴァプール→勝ちor引き分けor1点差の負けで勝ち上がり。
- ライプツィヒ→3得点以上かつ2点差以上の勝利で勝ち上がり。
- 0-2の場合のみ延長戦へ
- 過去1stレグを2-0で勝利したチームが勝ち上がる可能性は、97.5％
リヴァプール
- 直近5試合、2勝3敗。
- リーグ戦は現在8位。
- フィルミーノが怪我で間に合わず。
- カバクは怪我から復帰。
ライプツィヒ
- 直近5試合、4勝1敗。（リヴァプール戦以降4連勝）
- リーグ戦は現在2位。
- アンヘリーニョが怪我で間に合わず。
メンバー
リヴァプール
GK:アリソン DF:ロバートソン、カバク、ナサニエル・フィリップス、アーノルド MF:ワイナルドゥム（C）、ファビーニョ、チアゴ FW:マネ、ジョタ、サラー ベンチ:アドリアン（GK）、デイヴィス（GK）、ツィミカス、ベン・デイヴィス、リース・ウィリアムズ、ネコ・ウィリアムズ、ミルナー、ケイタ、チェンバレン、カーティス・ジョーンズ、オリギ、シャキリ 監督:ユルゲン・クロップ
ライプツィヒ
GK:グラーチ DF:クロスターマン、ウパメカノ、ムキエレ MF:エンクンク、カンプル、ザビッツァー（C）、アダムズ FW:フォシュベリ、ダニ・オルモ、ポウルセン ベンチ:リエラ（GK）、オルバン、コテナ、ハルステンベルグ、アイダラ、サマルジッチ、ヘンリヒス、ファン・ヒチャン、スルロット、クライファート 監督:ユリアン・ナーゲルスマン
前半
5分（リヴァプール） 中央のワイナルドゥムから、エリア内右の裏に飛び出したマネへ浮き球のスルーパス。マネはシュートまで行くも、オフサイドの判定。
9分（ライプツィヒ） 左サイドで受けたエンクンクがカットインし、中央へ走りこんだダニ・オルモへ。ダニ・オルモはうまくコントロールできなかったものの並走していたポウルセンが落とし、シュート。しかしこれはアリソンがセーブ。
18分（リヴァプール） 右からのコーナキックにジョタがヘディングで合わせるも、グラーチがセーブ。
23分（リヴァプール） カウンター発動。チアゴのロングパス一本で裏に抜け出したサラーがGKと一対一になるが、シュートはグラーチがセーブ。こぼれ球にマネも反応したが、うまく当たらず。
24分（リヴァプール） ジョタが左サイドからクロスをあげ、そのこぼれ球に反応したチアゴがオーバーヘッドでシュートを放つも、GK正面。
26分（ライプツィヒ） 左からのコーナキックにポウルセンがヘディングで合わせるも、枠を外れる。
28分（リヴァプール） 中央のマネから右サイド裏に走ったアーノルドにスルーパス。アーノルドはエリア内右深くからクロスをあげるも、DFが触りコーナキックに。
29分（ライプツィヒ） カンプルがミドルでコントロールショットを狙うも、アリソンがキャッチ。
31分（ライプツィヒ） エリア内中央で受けたフォシュベリがダイレクトで出そうとしたパスがDFに当たりこぼれ、そのままシュートを打つも、ギリギリ枠を外れる。
40分（リヴァプール） 左で受けたジョタが斜めに運んでいき、一度DFにつかまりかけるもそのまま突破。最終的にシュートまで行くも、グラーチがセーブ。
42分（ライプツィヒ） 左で受けたエンクンクがカットインしてミドルを放つも、枠を外れる。
44分（ライプツィヒ） エンクンクの左からのクロスにフォシュベリがヘディングで合わせるも、枠を外れる。
45分（リヴァプール） ロバートソンから相手最終ラインの裏に落とすようなボールが上がり、サラーが走りこむ。これをウパメカノがカバーに入るもタッチが長くなり、ジョタに押し込まれるが、枠を外れる。
0-0で前半終了。
保持率はライプツィヒが上回るも、シュート数・決定機はリヴァプールが多いという展開。
決定機を多く作ったリヴァプールでしたが、グラーチのセーブに阻まれ得点はあげられませんでした。
この試合アンカーで出場しているファビーニョの存在はとても大きく、インサイドハーフのワイナルドゥムはいい持ち運びができていますし、チアゴは色んな位置でパスを受け攻撃に変化をもたらすことができている印象です。
もちろん守備時はフィルターとして機能しています。
対するライプツィヒはうまくパスをつなぎながら、最終的に裏やアーノルドの所を狙った攻撃を見せていました。
0-0で終えた前半。後半両チームはどのような手を打ってくるのか見物です！
後半
後半開始からライプツィヒはカンプルを下げ、スルロットを投入。
54分（リヴァプール） 中央やや右のマネから裏に飛び出したジョタへ浮き球のスルーパス。ジョタはしっかりおさめGKと一対一になるも、シュートはグラーチがセーブ。こぼれ球に反応したサラーのシュートも枠を外れる。（ジョタの位置でオフサイドの判定。）
59分（ライプツィヒ） フォシュベリとポウルセンを下げ、クライファートとファン・ヒチャンを投入。
63分（ライプツィヒ） エリア前中央からファン・ヒチャンがミドルを放つも、枠を外れる。
64分（ライプツィヒ） 自陣で奪ったウパメカノがそのままエリア付近まで持ち運び、サイドのファン・ヒチャンへ。ファン・ヒチャンがクロスをあげ、スルロットがヘディングで合わせるも、クロスバー直撃。
64分（ライプツィヒ） クリアボールをエリア前で拾ったダニ・オルモがミドルを放つも、枠を外れる。
70分（リヴァプール） 中央で受けたマネから縦に走ったジョタにパスが通る。ジョタはDF2枚を引き付けて右のサラーにパス。サラーはエリア内右からカットインし、ニア方向にグランダーにシュートを決める。
リヴァプール、先制！！！！！
71分（リヴァプール） ジョタとチアゴを下げ、オリギとケイタを投入。
（チアゴは、アンカーにファビーニョが入ったことでいつも以上に攻撃に参加できていましたし、ジョタは最後に大きな仕事をしてくれました！）
72分（ライプツィヒ） ダニ・オルモを下げ、アイダラを投入。
73分（リヴァプール） 右サイドでパスをつなぎケイタから縦に走ったオリギにパスが通る。オリギはそのままダイレクトでグランダーのクロスをあげ中央でマネが合わせる。
リヴァプール、2点目！！！！！
（交代で入った選手が結果を出してくれました！）
マネは、CL決勝トーナメントで12点目。アフリカ人選手としては14得点あげているドログバの記録に迫ります。
80分（ライプツィヒ） ザビッツァーがミドルを放つも、DFがブロック。
80分（ライプツィヒ） ザビッツァーがミドルを放つも、枠を外れる。
81分（リヴァプール） ワイナルドゥムを下げ、ミルナーを投入。
（ワイナルドゥムはプレー範囲の広さを活かし攻守にわたり活躍してくれました！やはりこれもファビーニョがアンカーに入ったからこそだと思います！）
81分（リヴァプール） エリア内左で受けたオリギが右足でコースを作り、ニアを狙ったシュート。しかしこれは枠を外れ、サイドネット。
84分（リヴァプール） エリア内右で受けたサラーがカットインからシュート。しかしこれはDFに当たりコーナキックに。
88分（リヴァプール） マネとロバートソンを下げ、チェンバレンとツィミカスを投入。
（マネは得点以外にも大きく活躍してくれましたし、ロバートソンも相変わらず攻守にわたり仕事人といった働きを見せてくれました！）
そして、アディショナル2分を経て2-0、トータル4-0でリヴァプールが勝利！ベスト8進出！！
まとめ
リーグ戦不調でしたが、難敵ライプツィヒを下しベスト8進出！
この試合、ファビーニョがアンカーに入ったことが1番大きかったと思います。
ファビーニョがアンカーに入ることで、ワイナルドゥム、チアゴの良さが出ていましたし
守備面でもフィルターとして大活躍！CLの「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ」にも選ばれました！
ちなみに、リヴァプールファンが選ぶ「マン・オブ・ザ・マッチ」はナサニエル・フィリップスでした！
この勝利をリーグ戦にもつなげたいところです。
対するライプツィヒは6割の保持率を有し、シュート数も1本しか変わりませんでしたが枠内シュートが少なく、決定機を中々作り出せませんでした。
さて、リヴァプールの次戦はウォルバーハンプトン戦です！この試合活躍したジョタの古巣との対戦。
来シーズンのCL出場権を獲得するために、落とせない一戦となります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました！！！
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